일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こうい

好意

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 好意(こうい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,059자 · 40화면

아오조라 문고

「なに、平凡なただの秋の月なんだが……。」

「そりゃあ月に変りはないさ。」

切り捨てるように云い放って、電燈をまじまじと見守ってる顔の、骨立った所々に光を受けて、肉の落ちた凹みには、仄暗い影が匐い寄っていた。それを何気なく見つめてるうちに、私は沈黙が苦しくなってきた。そして、何か云いたいがその言葉が見当らないもどかしさで、しいんとした中に坐っていると、他の意外な圧迫を感じだした。

それは一寸説明しにくいが、まあ云わば、今まで気にも留めないでいた看護婦が――白い服を着て俯向き加減に室の片隅に坐ってる看護婦の存在が、俄にむくむくとふくれ上って私の前に立塞った、というような感じだった。私達他の者がいくら側から気を揉んでも、病人を包み込み病人が呼吸してるその空気は、全く彼女の支配下にある、というような感じだった。

私は妙な気持で彼女の方を眺めやった。白い服の裾がふうわりと膝のまわりに円く大きく拡がっていた。寝不足の艶のない顔に、真直な細い眉が取ってつけたように逆立っていた。――吉岡の容態は案外危険なんじゃないかしら、とふとそんな気もしたし、自分自身が其場に不調和な邪魔もののような気もした。