후리가나로 읽는 일본 고전
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いかなるほしのもとに
如何なる星の下に
高見 順
高見 順의 如何なる星の下に(いかなるほしのもとに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,508자 · 236화면
とやった。それが、ここで私の名として通ってしまったのである。
「サア、何かなア」
とぼけると、
「但馬さんと同じ方のご商売じゃないかしら」
細君が油坊主で鉄板を拭きながら美佐子に言った。
「但馬さんという方は……」私が問うと、
「本を書いていたんですよ」と細君の答え。本とは脚本のこと。
「まあ、同じような商売ですね」
そこへ、ここの定連のひとりである漫才屋さんの「ぽんたん」が「今晩は」と賑やかに入って来た。(「鶴家あんぽん」というのがこの「亀家ぽんたん」の相棒であったが、「あんぽん」はここへは姿を見せたことがない。)
「出だよ。ドサカン」
台所に二階の昇り口がある。その階段の上から誰かがどなった。二階では、私が入って来た時から、何かドタバタと音がし、数人のものがボソボソつぶやいたり、と思うと急に喚いたり、笑ったり泣いたりする声がしていた。
「――あいよ」
返事をしたのは、例の若者であった。ドサカン? あだなに違いないが、妙なあだなだと、私は、あたふたと立ち上る若者の背に、その意味を探ろうとでもするような眼をやった。――後日、私はドサとは旅回りから、カンは金色夜叉の貫一から取ったもので、その若者のことを、東京では二枚目とはいえないが、田舎回りの劇団だったら、まあ貫一役の二枚目で通るだろうと誰かがからかってつけたのが仲間