후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいがく
妖怪学
井上 円了
井上 円了의 妖怪学(ようかいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 59,416자 · 117화면
また、浄土宗に狐落としの法あり。狐に取りつかれしものを落とすなり。すなわち、その宗所依の経に『阿弥陀経』あり。この経の末に六方の段というところあり。六方とは東西南北上下なり。この六方の段を読むに、六方のうち一方を落として読むときは、狐は落ち去るという。これ、「落とす」の同音なるより連合しきたりしならん。
また、文学、文章の上より起こる連想を挙ぐれば、さきのいわゆる祈雨祈晴の法、ならびに左に掲ぐる諸法を見て知るべし。すなわち、普通世間にて方角について吉凶を吟味するは人の知るところなるが、引っ越しの方角、家造りの方角等、いずれの方角にしても、知らず識らずあしき方角に当たることあり。かかるときはいかにすべきというに、これを避くる法は、「迷故三界常、悟故十方空、本来無東西、奈所有南北。」(迷うはもとより三界の常、悟るはもとより十方空。本来東西なし、いかなる所、南北ある)と書せる札をはるなり。また、悪夢よけの法中に、「赫赫陽陽日出東方、断絶悪夢辟除不祥。」(赫々陽々、日は東方より出ず。悪夢を断絶して、不祥を辟除す)と書きし札を、枕の近辺に置くことあり。また、瘧と称する病を治する方法は、梨を厚く切りて、これに向かいて呪文を唱うるなり。