후리가나로 읽는 일본 고전
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あんごのしんにほんちり
安吾の新日本地理
坂口 安吾의 安吾の新日本地理(あんごのしんにほんちり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,648자 · 26화면
実にわが言はバカバカしいが、分らんものは、分らんですよ。
岡田村の民俗学者、白井さんや波浮の坂口校長先生の説では、大島はクゲの流人が多く京言葉が多く残っているという。村の長をスグリといったそうだ。氏族制度時代の古い言葉だね。クニノミヤツコ、アガタヌシ、村首などのスグリかね。座敷をデイ、寝室をチョーダイなどと云ったし、病気を「悲シイ」、病気ニナルが「悲シクナル」、尊トシヤ、だとか、大いに驚く時に「あな、うたてやな」と今も言うそうだね。上代から中世まで、各時代のミヤコ言葉が残っているのはすでに奈良朝時代からクゲの流人が七島へ送られた記録がハッキリしているのだから、うなずける。あなうたてやな、はタメトモかね。天下の豪傑が大島くんだりで用いた慣用句としては似つかわしくないな。各時代の流人が村民に影響力があったのは当然だろう。近代では徳川家康の侍女で朝鮮貴族出身のジュリヤおたアという切支丹信徒の女性が家康の側女になることを拒否して大島へ流され、これも島民に影響を残している。差木地では娘の剛情を叱るに、今でも「このオタイサマめ!」
と叱るそうだし、泉津では、娘があれをくれこれをくれと慾を云ったときに、