후리가나로 읽는 일본 고전
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あんごのしんにほんちり
安吾の新日本地理
坂口 安吾의 安吾の新日本地理(あんごのしんにほんちり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,723자 · 45화면
竹の上部は削られて空洞になってるが、これを胸に当ててバイオリンのようにもち、右手に割り箸を合せたようなササラをもち、ササラで竹をこすって音をだす。音と云ってもザラザラザラとこすった音しか出ないのは云うまでもない。頭上に四角の箱をのせて四方にベールを垂らし、箱の上には花飾りのような棒を何本も突ッ立てている。
メスの獅子が隠れる時は四人のササラッ子のマン中に隠れる。その周囲をオスの二匹がさがしまわる。
この舞いをササラ獅子舞いと云っているが、舞いは全部で四十四段あり、名称と笛の音が次のようになっている。
ササラ獅子舞いの笛の音の表
こんなのが、四十四段ある。
ヒヤロ、ヒヤヒヤロ、というようなのは、いかにも笛の音のようだが、それはよそのお祭りの笛の音で、このお祭りの笛はそんな陽気な笛の音ではない。
「もういいかアーい」
「まアだだよーオ」
というのに似たような単調な繰返しがあるだけで、いくら舞いの段が変っても笛の音の方に変化はない。昔は変化があったにしても今の単調な繰返しに考え合せれば、いかに昔が多彩であろうとも、この譜のような複雑な曲は考えられないのである。