일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ほうえいふんか

宝永噴火

岡本 かの子

岡本 かの子의 宝永噴火(ほうえいふんか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,505자 · 62화면

아오조라 문고

何となく自分の不運ということだけが感じられて淡い涙が眼瞼を潤おした。夜中頃、困憊してうとうとしかけた慧鶴の耳に火口から東海面へ二度ほど何やら弾ねる音がして、夜目にも火口の火気は急に衰えた。暁方に見ると煙はすっかり止まっていた。人々は今度は本当に安心しかけた声を出して外へ出だすと雪がちらちら降り出して来た。それで折角楽しみにした噴火口の展望も探り見ることが出来なくなった。けれども煙が止まったと同時に降り出した雪には何かしら善兆らしい感じが受取られた。晦冥の天地にはじめて純白の色を見出すのも人々には嬉しかった。たくさん村の人が表を往来し出した。午後の二時頃になって、その人々のあれよあれよと言う声が頻りに聞えた。静な雪に誘われて坐った儘、淡い眠りに覆われていた慧鶴は、それ等の声に目覚めて反射的に例の火口の方を眺めた。雪はすっかり晴れていた。青い色の空の背景に浮出されてそこに宝珠のような形の新山が出来ていた。富士の頂から海へ引いた急角度な傾斜の線はそこで見慣れない弾みを打って畸形な瘤をつけていた。びっくりしたあとの慧鶴の胸には二つの感情が頻りにもつれ合った。