후리가나로 읽는 일본 고전
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いえ
家
島崎 藤村
島崎 藤村의 家(いえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 126,748자 · 254화면
妹との結婚を承諾してくれて、自分も嬉しく思うと書いた。恋しき勉様へ……絶望の雪子より、と書いた。
この返事をお雪は翌日まで出さずに置いた。折を見て、封筒の宛名だけ認めて、肩に先方から指してよこした町名番地を書いた。表面だって交換わす手紙では無かったからで。お雪は封筒の裏に自分の名も書かずに置いた。箪笥の上にそれを置いたまま、妹を連れて、鉄道の踏切からずっとまだ向の崖下にある温泉へ入浴に行った。
ふと、この裏の白い手紙が三吉の目に着いた。不思議に思って、開けてみた。一度読んだ。気を沈着けて繰返してみた。彼は自分で抑えることもどうすることも出来ない力のままに動いた。知らないでいる間は格別、一度こういう物が眼に触れた以上は、事の真相を突留めずにいられなかったのである。つと箪笥の引出を開けてみた。針箱も探してみた。櫛箱の髢まで掻廻してみた。台所の方へも行ってみた。暗い入口の隅には、空いた炭俵の中へ紙屑を溜めるようにしてあった。三吉は裏口の柿の樹の下へその炭俵をあけた。隣の人に見られはせぬか、女連は最早帰りはせぬか、と周囲を見廻したり、震えたりした。
勉が手紙の片はその中から出て来た。