후리가나로 읽는 일본 고전
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よせとしばいと
寄席と芝居と
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 寄席と芝居と(よせとしばいと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,084자 · 52화면
やがて竹本綾之助が現われ、住之助が出で、高坐の上は紅紫爛※(「火+曼」、第4水準2-80-1)、大阪上りとか阿波上りとかいろいろの名をつけて、四方からおびただしい女義太夫が東京に集まって来たのである。その全盛時代は明治二十二、三年頃から四十年前後に至る約二十年間で、東京の寄席の三分の一以上は、女義太夫一座によって占領さるる有様であった。かれらのうちには勿論老巧の上手もあったが、その大部分は若い女で、高島田に紅い花かんざしを売り物にしていたのであるから、一般に女義太夫と云わずして娘義太夫と称していた。芸の巧拙は二の次ぎとして、所詮は「娘」であるから人気を博したのである。
今日の映画女優やレビュー・ガールの支持者に対しては、ファンという外来語をあたえられているが、その当時の娘義太夫支持者に対しては、ドウスル連という名称があたえられていた。字を宛てれば、堂摺連と書くのである。その名称の由来は、義太夫のサワリの糸に連れて、ドウスルドウスルと奇声を発して拍手喝采するからである。まじめな聴衆の妨害になること勿論であるが、何分にも多数が騒ぎ立てるのであるから、彼等の跋扈に任せるのほかは無かった。