일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えいがじだい

寺田寅彦随筆集 第二巻

寺田 寅彦

寺田 寅彦의 寺田寅彦随筆集 第二巻(えいがじだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 207,099자 · 419화면

아오조라 문고

、うんぬん」とあり、また名字正しき侍にはこの害なく卑賤の者は金持ちでもあてられるなどと書いてある。

ここにも時代の反映が出ていておもしろい。

雲萍雑誌には「西国方に風鎌というものあり」としてある。

この現象については先年わが国のある学術雑誌で気象学上から論じた人があって、その所説によると旋風の中では気圧がはなはだしく低下するために皮膚が裂けるのであろうと説明してあったように記憶するが、この説は物理学者には少しふに落ちない。

たとえかなり真空になってもゴム球か膀胱か何かのように脚部の破裂する事はありそうもない。

これは明らかに強風のために途上の木竹片あるいは砂粒のごときものが高速度で衝突するために皮膚が截断されるのである。

旋風内の最高風速はよくはわからないが毎秒七八十メートルを越える事も珍しくはないらしい。

弾丸の速度に比べれば問題にならぬが、おもちゃの弓で射た矢よりは速いかもしれない。

数年前アメリカの気象学雑誌に出ていた一例によると、麦わらの茎が大旋風に吹きつけられて堅い板戸に突きささって、ちょうど矢の立ったようになったのが写真で示されていた。

麦わらが板戸に穿入するくらいなら、竹片が人間の肉を破ってもたいして不都合はあるまいと思われる。