후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면
別のBのおもしろい物語に酔わされ、このBの結末もまたいかにと二倍に吸引されてきてしまうわけになる。同時にはじめてBの物語に魅かれてきたお客が翌晩Aの物語を聞かされてまた感嘆してしまった場合も同様。従ってこれはまさしく当時として極めて有効な八方睨みの客寄せ法といってかなりだろう。
発端はすなわちそのA――若き日の飯島が本郷の刀屋の前で、酒癖の浪人黒川孝蔵を無礼討にするこれがプロローグのように点出されている。そしてこの間何年相経ち申し候ということになり、次にはお露新三郎のくだりとなるのである。萩原新三郎を、飯島の娘お露の柳島の寮へさそっていくお幇間医者山本志丈を、「大概のお医者なれば一寸紙入れの中にも、お丸薬や散薬でも這入っていますが、この志丈の紙入の中には手品の種や百眼などが」云々と紹介しているのは、いかにもその人柄が一目瞭然とされておもしろい。しかもそのすぐ直前、この人は古方家ではあるが諸人助けのために匙をとらないなど、落語家圓朝にしてはじめていい得る天晴れなギャグとおもう。
次いで寮へ上がり込んだところでは、志丈をしてここへくる前立ち寄った臥龍梅における新三郎の句を「煙草には燧火のむまし梅の中」