후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면
明治二十一年出版とされている「怪談乳房榎」のほんとうの製作年代は詳にされていないが、前二作より遅れていることは明らかだろう。
まずまくらに主人公菱川重信の画風を以てして、
「土佐狩野はいうに及ばず、応挙、光琳の風をよく呑み込んで、ちょっと浮世絵のほうでは又平から師宣、宮川長春などという所を見破って、其へ一蝶の艶のある所をよく味わって」
と、国芳門下に彩管を弄んだありし日が立派にここでこう物をいっているのである。圓朝は骨董にもよく目が利いたと圓朝の名跡を預かっていられる藤浦富太郎氏はかつて私に語られたことあったが、改めていまここで引用はしないが「菊模様皿山奇談」のまくらにおいてもいかにも美しそうなふくよかな艶ある陶器について一席弁じている。そうした教養の展開がまたいかに本文の事件に真実性をクッキリと色添えてはいることよ。
この菱川重信の妻おきせの美貌に懸想し、望みを協えてくれねば重信の一子を殺害するとていい寄った浪人磯貝浪江は思いを遂げてのち正直の下僕正介を脅かして手引きをさせ、ついに落合の蛍狩の夜重信をも暗殺してしまった。然るのち、遺子の真与太郎をも殺害せんとするので前非を悔いた正介はこの子を連れて出奔し、のち乳房榎の前において五歳の真与太郎が立派に親の仇を討ち果す。