후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうねんのし
少年の死
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 少年の死(しょうねんのし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,400자 · 27화면
「こないだね、親方が例の処へ行って朝遅く帰って来たもんだから、お主婦さんに小言を喰って喧嘩をおっぱじめたんだ。だが後でお主婦さんにあやまっていたよ。甘えんだな。」
庄吉は妙に反抗したいような気が起ったが、別に何とも答えないで専太の方をじろりと見た。専太はにやにや笑って惣吉の話をきいていた。一体専太は始終休みなしによく働くばかりの小僧だったが、いつもにこにこしてるのみで口数の少ない少年だった。それに反して惣吉は横着な影日向をする少年だった。そしていつもお主婦さんの機嫌ばかり取ってることが庄吉にも分っていた。お主婦さんから時々、内証でお小遣を貰うことを庄吉も聞かされたことがあった。「俺は働きがあるんだい。専太の野郎とは異うんだからな。」と彼は云った。「惣吉や。」とお主婦さんは呼んだ。そして彼はよく昼過ぎのお茶受けを買いにやらされていた。
然し庄吉は何だかお主婦さんに昵めなかった。
「お前年季に上りたいんじゃないのかい。」といつかお主婦さんは彼の眼の中を覗き込むようにして尋ねたことがあった。「私もそれがいいと思うんだがね。……然し小母さんは随分のしっかり者らしいね。