후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
佐藤 紅緑의 少年連盟(しょうねんれんめい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 110,920자 · 219화면
「きみはぼくのいうところがわからんのか」
富士男はしっかりと腰をすえて、ドノバンが手を出すが最後、電光石火に、甲板の上にたたきのめしてやろうと身がまえた。
「待ってくれ待ってくれ、ドノバン、きみは悪いぞ、ボートは幼年者のものだ、年長者はいかなるばあいにも、年少者のぎせいにならねばならぬとは、昔からの紳士道じゃないか」
ゴルドンはこういって、ドノバンを制した。そうして富士男を片すみにひいてゆきながらささやいた。
「きみ、ボートは危険だ、あれを見たまえ、潮はひいたが暗礁だらけだ、あれにかかるとボートはこなみじんになってしまうぞ」
「そうだ」
富士男はがっかりしていった。
「このうえはただ一つの策があるばかりだ」
「どうすればいいか」
ゴルドンは心配そうに富士男の顔をみつめた。
「だれかひとり、綱を持ってむこうの岸へ泳ぎつき、船と岸の岩に綱を張り渡すんだ、それから、年長者は一人ずつ幼年者をだいて、片手に綱をたどりながら岸へ泳ぎつくんだ」
「なるほど、それよりほかに方法がないね」
「では、そういうことにきめるか」
「だが、だれが第一番に綱を持って、むこうへ泳ぎつくか」
「むろんぼくだ」