후리가나로 읽는 일본 고전
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びょうぶはたたまれた
屏風はたたまれた
山本 周五郎
山本 周五郎의 屏風はたたまれた(びょうぶはたたまれた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,953자 · 24화면
五
「てまえどもでは御常連のお客さまに限っておりますし、ただいまどのお座敷も塞がっているんですが」と女主人は気の毒そうに云った、「もしお待ちになるだけでしたら、狭くてきたないところですが、どうぞ」
女主人はお秋という女中に案内を命じながら、なお「うちを間違えたのではないか」とくり返していたが、弥十郎はもうとりあわなかった。なんに使う部屋か、北向きの四帖半にとおされ、酒を注文したが、約束以外の客には出す用意がないと断わられた。そして、あてがいの茶一杯だけで二刻以上も待ったが、ついに千夜はあらわれなかった。
五
明くる日も弥十郎は「川西」を訪ねた。女主人も女中たちも昨日のとおりで、千夜と逢ったときに案内したり、酒肴をはこんだりした女中はいなかった。いまいる四人のほかにそんな女中がいたことはない、と女主人ははっきり云った。彼はそうかと頷き、べつに詮索らしい質問はせずに、まだ客もないというので座敷をみせてもらった。自分が先に立って廊下を曲ってゆき、川に面したその座敷へいった。そこは八帖と六帖の二間続きで、八帖のほうには本床があり、山水の大幅が掛けてあった。これまではいつも雨戸が閉めてあり、屏風をまわして、雪洞のあかりしかなかったから、部屋のつくりを見るのは初めてであるが、それがいつもの座敷だということに紛れはないと思っ