후리가나로 읽는 일본 고전
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やまごしのあみだぞうのがいん
山越しの阿弥陀像の画因
折口 信夫
折口 信夫의 山越しの阿弥陀像の画因(やまごしのあみだぞうのがいん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,125자 · 30화면
横川において感得した相好とすれば、三尊仏の背景に当るものは叡山東方の空であり、又琵琶の湖が予想せられているもの、と見てよいだろう。聖衆来迎図以来背景の大和絵風な構想が、すべてそう言う意図を持っているのだから。併し若し更に、慧心院真作の山越し図があり、又此が僧都作であったとすれば、こんなことも謂えぬか知らん。この山の端と、金色の三尊の後に当る空と、漣とを想像せしめる背景は、実はそうではなかった。
禅林寺のは、製作動機から見れば、稍後出を思わせる発展がある。併し画風から見て、金戒光明寺のよりも、幾分古いものと、凡判断せられて居る。さすれば両者とも、各今少し先出の画像があり、其型の上に出て来たものなることが想像出来る。此方は、金戒光明寺の図様が固定する一方、その以前に既に変化を生じて居たものの分出と見ることが出来る。但中尊の相好は、金戒光明寺のよりも、粗朴であり、而も線の柔軟はあるが、脇士・梵天・帝釈・四天王等の配置が浄土曼陀羅風といえば謂えるが、後代風の感じを湛えている。其を除けると、中尊の態様、殊に山の端に出た、胸臆のずっしりした重さは如何にも感覚を通して受けた、弥陀らしさが十分に出ていて、金戒光明寺の作りつけた様なのとは違う。