후리가나로 읽는 일본 고전
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しまもり
島守
中 勘助
中 勘助의 島守(しまもり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 18,146자 · 37화면
ここは灌木にはさまれて狭間のようになっている。まわりの岡はかなり黄葉が深くなった。あんなにたくさん鳴いてた鶯はみんなどこへいったのかしら そんなことを思いながらふと弓なりの枯枝をひろいあげて涙をうかめた。きょうはいつになく遅くなった。山も湖も暗くなり、鳥はみな島に帰って木の頂にとまっている。
十二日
秋祭。朝本陣が迎いにきた。
斑尾の道をあるく。黍畑はいつまでも若わかしい緑色をしている。粟畑は濃い海老色になってもまだ刈られない。きのう菅笠のみえたあたりは一段ほどの稲がふり干しにされている。足の疲れたところからひきかえして村へはいるときちょうど托鉢の尼さんが読経をおえてある家の軒下からこちらへくるところだった。私はすれちがいながらなにげなく深い笠のうちをみた。染めたような豊な頬や、読経のために充血した脣や、岩間を清水の流れてゆく尼僧の境涯には涙なしには住めまいほどなまめいている。これからどこをまわるのか斑尾の道のほうへいった。
かねて招かれてた本陣のところへいって鳥鍋で焼酎をのむ。本陣は少しばかりの焼酎に酔い猩猩みたいになって
「先生 もう舟がこげません」