후리가나로 읽는 일본 고전
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ぞくほうしこう
差別の根源を考える
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 差別の根源を考える(ぞくほうしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,985자 · 289화면
すなわち百姓から食を乞う「乞食」なのです。奈良朝時代の歌集なる『万葉集』に、乞食の歌というのが二つありますが、一つは漁師の歌、一つは猟人の歌です。漁師や猟人が魚や獣肉や皮革を提供しまして、その代償として農民から主食物たる五穀を得る場合にでも、これを乞食とみておったものとみえます。すなわち農民以外のものは、農民からみればみな乞食でありました。かくの如き時代において、国家の公民として田地の割り当てに与らなかった落伍者たる人々は、もとより地主でなく、農業はできません。幸いに農家に雇われて、自身耕作に従事しましても、それはやはり働かせてもらって、生きさせていただいている訳ですから、農奴ともいうべきものでありました。この以外自身に一定の職業なく、居所を定めず、真に浮浪の生活をなしつつ、生産者たる農民の慈悲善根に訴えて、無条件に衣食を乞うが如き輩は、真の乞食で、これは論外でありますが、農業以外の雑多の職業は、大体において自然公民以外の落伍者の従事するものとなりましたから、はてはその職業そのものまでが、いっそう世間から賤視せられることとなりました。後世武士が勢力を得て、農民の上に立ち、工業、商業が、立派な独立の営業となった時代においても、なお士農工商と順序して、工商の地位を農民の下に置きましたのは、かかる沿革があった