후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
パリのキャフェ
巴里のキャフェ
岡本 かの子
岡本 かの子의 巴里のキャフェ(パリのキャフェ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,397자 · 7화면
」
並木の有料椅子のランデヴウ。無料ベンチのランデヴウ。
軽い水蒸気が、凱旋門からオベリスクの距離を実測よりやや遠く見せている。シャンゼリゼーの北側の店にこの間から展観されていた評判の夫婦乗軽体飛行機が売れたらしい。マロニエの茂みを分けて、紅色の翼が斜に往来へのっと現れた。その丁度向側の家が持主の代が変りそうだという評判を聞いて、その家は保存的価値のある建築であったので、美術大臣が周章てて今度の持主に手紙で政府の保護を申出でた。するとやがて返事が来た。女文字で
御心配御無用に御座候。この家は前持主に妾が与えし愛の代償として譲られしものに御座候。ゆめゆめ粗略には致すまじく候。かしこ。
旧巴里の遺物
オペラの辻を中心に、左右へ展開する大通とイタリー街のキャフェたちは、朝の掃除をしまって撒いた赭砂の一掴みを椅子やテーブルの足元に残している。ソーダの瓶と菓子麺麭の籠とが縞のエプロンの上で日の光を受け止めている。短い秋を見限ってテラスの真ん中の丸暖炉と、角隅を囲う硝子屏風はもう季節の冬に対しての武装だ。
乗合自動車の轍の地揺れのたびに落ちるマロニエやプラタアヌの落葉。