후리가나로 읽는 일본 고전
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パリさい
巴里祭
岡本 かの子
岡本 かの子의 巴里祭(パリさい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,324자 · 60화면
――無理のようだがそうすると、あんた決めておしまいなさいね。きっと結果がいゝから。そしたらあたしその娘を巴里祭の日に、まったく自然のようにあなたに遇わせてあげますから。あなたは只その日お祭りを楽しむ町の青年になって、朝自分の家を出なさるだけでいゝのよ。」
そこでステッキと手袋を新吉に押しつけるとリサは簡単に、
――ボン、ソワール。」
と行きかけた。新吉が、
――ちょいと待って呉れ給え。国元の妻のことに就いてすこし話したいんだが。」
とあわてゝ言うと、リサは逞ましい腕を闇の中に振って指先を鳴らした。
――もう、あんたのことはみんなその娘に譲りましたよ。」
リサは男のように体を振り乍ら行って仕舞った。
明日の祭の用意に新吉も人並に表通りの窓枠へ支那提灯を釣り下げたり、飾紐で綾を取ったりしていると、下の鋪石からベッシェール夫人が呼んだ。
――結構。結構。巴里祭万歳。」
新吉は手を挙げて挨拶する。
――あなたのところに綺麗な国旗ありまして。若しなければ――。」
そう言いさして夫人は門の中へ消えたが、やがて階段を上って来て部屋の戸をノックする。
新吉が開けてやると、しとやかに入って来て、