후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ほ
帆
宮本 百合子
宮本 百合子의 帆(ほ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,973자 · 25화면
尚子と藍子はそれから愉快げに種々互いの仕事や勉強について話した。
「そう云えば、貴女感心に愛素つかさずやっているわね、どうしていて? この頃、あの先生」
尾世川は尚子の遠縁に当る人で、彼女の紹介で藍子は知ったのであった。
「――あの人名がわるいんですよ」
「へえ――誰にきいて」
「だって、あんな規知なんて名つけるから、逆さになっちゃったんでしょう」
「馬鹿仰云い!」
二人は声を揃えて笑った。
「ああ、あなたに見せるものがある」
尚子は、自分の机の上から一枚絵ハガキをとり、黙って藍子の目の前につき出した。
「どこの? おや塩原ですね」
「はやく裏御覧なさい」
藍子は、くるりと長椅子から起きかえりながらその絵はがきの裏を見たが、
「なあんだ」
ぷいと放り出し、そのまままた横になってしまった。
「駄々っ子ね。折角とっといて上げたのに読んだらいいじゃあないの」
「読まないだっていい」
「かわってる?」
尚子はしんみりした調子で、
「でも美枝子さん、今度こそ本当に幸福らしいから結構だ」
と云った。
「あの人たちみたいなのも余りないわね、二年も婚約していて、おまけにあんな喧嘩をする。それでもやっぱり離れ切りもしないでこう円満に納まるんだから」