일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ばくまついしんかいこだん

幕末維新懐古談

高村 光雲

高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,891자 · 10화면

아오조라 문고

話は早く、早速この縁談は纏まりました。

条件は、家が貧乏であること、母親が病人であること、この二つを充分承知の上、よくやってもらいたいというのであった。娘の方で、これに不足をいう境遇ではないことはもちろんのことでありました。

そこで、媒妁人がなくてはならぬというので、誰に頼むかということになったが、私とて、まだこれという友人も出来ない時分、誰に頼んだものかと考えましたが、思い出したのは彼の高橋定次郎氏であります。この人は私がかねてから、その人格その他を尊敬している知人であるばかりでなく、先年、その妹の人とのこともあって、何かと縁がつながっているように思います所から、媒妁人になってもらえば、仲人親という位、若くしてこの世を早くした妹御のためにも何かと由縁があるよう感じまして、右の義を師匠に話しますと、それは好い人を見つけた、早速頼むがよかろうというので、高橋氏に話すと快諾してくれましたので、形ばかりの結納を取り交し、明治八年の十一月七日に、九尺二間の我家で結婚の式を挙げたのでありました。

当時、高橋定次郎氏が自ら書かれた結納の書き附けが今以て残っている次第であります。