후리가나로 읽는 일본 고전
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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 953자 · 2화면
さて、差し当っての責任として、私が主として師匠東雲師の葬送のことを取り計らわねばならぬ次第となったのであります。というのは、師匠の息子は、丑歳の時に出来た子供であって、それが当年十四、五になっているが、これはまだ当面に立つことは出来ぬ。政吉は一種の変人で、何か人と応対などすべきことでもあると、隠れていなくなるというような妙な気風の人。後に私の弟弟子が二人あっても、これは私にたよるばかり、奥は女の人たちばかり、どうしても私が以前からの行き掛かり上、全責任を負って立たなければならぬことになった。また私も師匠のためにはそう致すが当然とも思いました。
ところで、相談相手としては亀岡の番頭さん、それに高橋定次郎氏は私よりも二つも年長で師匠とは生前深い関係のあった人。この三人でまずやることになったが、無論、亀岡氏は翌朝早々見えられ、自分の言の適中したことを大いに悲しみ、懇に仏の前に礼拝をされて後、私を他へ招んで申すには、
「幸吉さん、今日の場合、何事も遠慮をしてはいかんよ。それでは物が運ばん。この際は充分にお前自身の思う通りやってもらわんければ埒が明かん。それで、奥の人たちにも私が念のためにそのことを断わって置いたから、遠慮は無用にして、ドシドシこの際のことは片附けて下さい。