후리가나로 읽는 일본 고전
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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,213자 · 7화면
もし、あれを借りることが出来れば、私はあの通りのものを写して置きたいと思うがどうであろう、と話すと斎藤氏は快く承知して私に貸してくれました。
そこで私は仕事の隙々を見て、桜の木で、そのままそっくりに模刻をした。そして右の観音を仏間に飾って置いたのでした。ふと、私はこの観音のことに気が附き、これを合田医師へお礼としてはどうであろうと思いました。随分自分としては精神を籠めて写したものである。写したとはいいながら原作が優れており自分も手間をかまわず丹念にやった仕事であるので、これならば自分のお礼の意味も満更ではあるまい。これがよろしかろうと思いましたので、或る日、それに熨斗を附け、病中一方ならぬ世話に預かったお礼のしるしという意を述べて、それを合田氏に贈りました。
すると、合田氏は大変に満足した顔で、君からこうしたものを頂くことは私も心苦しいが、しかしこれは君の手になったものであり、君の心特もよく分っているので、他品とか、金銭ならばお貰いしないが、これは快く有難く貰いましょう。実は自分も日頃から、何か君に一つ拵えて頂きたいと希望しておりましたが、病後のことでもあり、いささかなりとも君に尽くした後において、こちらより物をおたのみすることは如何かと遠慮しておった処であるが、君より進んでこれを僕に下さるとあれば、何より