후리가나로 읽는 일본 고전
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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,224자 · 16화면
私宅を出る際、初めて自分は写真をもって本職として世に立つ考えで、写真は多年苦心をしたものであると打ち明けました。この話を聞いた時に私はそのたしなみのえらいのに感心しました。後日この人が写真師となって私の写真を取ったのが今も残っております。
こういう風の性格の人であったから無理ならぬことですが、とかく商売気が旺んであって、じっと落ち附いて一向専念に彫り物をするなどいうことは性には合わなかったと見えます。写真をもって世に立つ考え故、今日でいえば浅沼の向うでも張る気で大仕掛けに台紙などを売り出したりして大儲けをしたり、また損もしたりしました。それになかなかの雄弁家で、手も八丁口も八丁とはこの人のことでありましょう。私の手元の門人控え帳の連名を見ますと、おおよそ六十幾人の名が並んでいるが、この滝川氏の如く多芸な人はありません。
それから、やはり谷中時代の人で、今日は銅像製作で知名の人となっている、本山白雲氏があります。氏は土佐の人、同郷出身の顕官岩村通俊氏の書生をしていて、親を大切にして青年には珍しい人で美術学校入学の目的で私の宅へ参って弟子になりたいということで、内弟子となっていました。