후리가나로 읽는 일본 고전
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へいわへのにやく
平和への荷役
宮本 百合子
宮本 百合子의 平和への荷役(へいわへのにやく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,799자 · 23화면
アメリカは第一次大戦においても同じ幸運を保った。第二次大戦では軍人だけの損失が一五〇〇万人とされている。その内訳は、反ファシズム戦争で甚大な消耗をしたソヴェトが七五〇万人、つまり半分の犠牲を出した。ドイツが第二位で二五〇万人。中国が二二〇万人。日本が中日事変を加えて一五〇万人。ところがアメリカは四九万人を死なしただけですんだ。アメリカの一年間の交通事故で死ぬ人よりも少い損傷ですんだ。イギリスは自治領を加えて四五万人。国土が安全であったアメリカは、軍人でない生命の犠牲は数においてみなかった。ナチの虐殺にあったソヴェト、日本の虐殺をうけた中国、ドイツ、日本などは、その点で比べられない悲惨を経た。
横田喜三郎博士は、もっと興味のある事実をあげておられる。それは資源の問題である。アメリカのすぐ利用できる資源は、工業生産において世界資源の八五パーセント。鋼鉄生産においても同じ。ソヴェトは一五パーセントである。石炭ではアメリカ八四パーセント。ソヴェト一六パーセント。石油アメリカ九〇パーセント、ソヴェト一〇パーセント。電力アメリカ八九パーセントに対して一一パーセントである。