후리가나로 읽는 일본 고전
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ひらがげんないとりものちょう
平賀源内捕物帳
久生 十蘭
久生 十蘭의 平賀源内捕物帳(ひらがげんないとりものちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,946자 · 34화면
花笠に麻上下、馬に乗った法師武者。踊屋台がくる、地走り踊がくる、獅子頭、大神楽、底抜け屋台、独楽廻し、鼻高面のお天狗さま。
京都の祇園祭、大阪の天満祭、江戸の山王祭、これを日本の三大祭という。
六月十四、十五日は永田馬場、日吉山王権現の御祭礼。
山王権現は徳川家の産土神。半蔵門内で将軍家の上覧に入れる例なので、御用祭とも、天下祭ともいう。
南は芝、西は麹町、東は霊岸島、北は神田。百六十余町から出す山車、山鉾が四十六。ほかに、附祭といって、踊屋台、練物、曳物数さえつばらに知れぬほど。華美を競い、贅を尽して、その美しさは眼を驚かすにいたる。
辰年六月に日本橋通一丁目、二丁目が年番に当った時、この二ヶ町で八千八百両の費用がかかった。
揃いの縮緬の浴衣に赤無垢綸子の褌などはお安いご用。山車人形の衣裳に二千両、三千両。女房も娘も叩き売って山車の費用を出し合うのが江戸ッ子に生れた身の冥加。悔むどころか、これが自慢でしようがないので。
お祭が近づくと、産子町百六十余町は仕事に手がつかない。ようよう花見がすんだばかりというのに、毎夜さ寄合って馬鹿囃しの稽古やら練物の手段。