후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ひろばのベンチ
広場のベンチ
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 広場のベンチ(ひろばのベンチ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,998자 · 15화면
彼等はいつまで歩き続けることだろうか。
そういう難民が、朝鮮中部の狭い地域で、既に百万に達すると言われる。町も村も破壊されつくし、山や谷の樹木も焼き払われ、史上嘗て見ないほどの惨害だと言われる。
誰の仕業か。ただ無意味な戦争の仕業である。
見ていて、十内は涙ぐんだ。中途で映画館を飛び出した。平然と見ておられる観衆に反感を持った。
更に強い反感が身近かにも起った。
十内が社員の一人となってる平洋商事会社は、もともと、軍隊時代に知り合った数名の仲間で設立したもので、初めは軍関係の秘密ストック品を殆んど無償で入手して、莫大な利益を得た。それからずっと闇取引を行ってきたが、ここ一二年、経済界が一先ず安定してくるに従い、仕事らしいものをしなくなった。まあ資金回収を主として、待機の姿勢を取るのだと、代表者の岩田武男はうそぶいていたし、誰もそれに不平を言わなかった。各自が毎月、手当とも配当ともつかない金を貰い、勝手な行動をして、会社は休業同様な状態だった。経理面は岩田一人の手に握られていた。
最近になって、おかしな片言隻語が、下っ端の野呂十内の耳にもはいってきた。