후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きゅうどうちゅうそでん
弓道中祖伝
国枝 史郎
国枝 史郎의 弓道中祖伝(きゅうどうちゅうそでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,647자 · 19화면
が団結し、何々党、何々組などと、そういう党名や組名をつけて、紳の館や富豪の屋敷へ、押借りや強請に出かけて行くことを、生活の方便とするようになった。
ここへ行く一団もそれであって、「あばら組」という組であり、頭目は自分で南朝の遺臣、しかも楠氏の一族の、恩地左近の後統である、恩地雉四郎であると称していたが、その点ばかりは疑わしかったが、剽悍の武士であることは、何らの疑いもないのであった。
この一団が傍若無人に、それほど夜も更けていないのに、京都の町をざわめきながら、小走りに走って行くのであった。
4
調度掛にかけてある弓箭を眺め、しばらく小首を傾けている、日置正次の耳へ大勢の人声が、裏庭の方から聞こえてきたのは、それから間もなくのことであった。
(はてな?)と正次は耳を澄ました。大勢の人間が裏門を押し開け、庭内へ入って来たようであった。
不意に呼びかける声が聞こえてきた。
「お約束の日限と刻限とがただ今到来いたしてござる。恩地雉四郎お迎えに参った。いざ姫君お越し下され。お厭とあらば判官殿手写の『養由基』をお譲り下されよ!」
濁みた兇暴の声であった。
すると書院の次の間から、――すなわち一ノ間から老人の声が、嘲笑うようにそれに答えた。