일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かげおとこ

影男

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 影男(かげおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,133자 · 310화면

아오조라 문고

そして、犬のようにあどけなく首をかしげて、じっとこちらを見た。

「うん、聞くよ。話してごらん」

男は大きな目を細くして、赤い舌でペロペロとくちびるをなめた。

「若い衆、おれをなんだと思うね……人外さ。それはわかってらあ。だが、おれの前身をなんだと思うね」

速水は人間観察に慣れていたので、この質問に答えるのはわけもなかった。

「軍人だろう。それも将校だ。大尉かね」

「えらい。おまえさん、人相見かね。そのとおりだよ。おれは陛下の忠勇なる陸軍大尉だった。生涯、軍に身をささげるつもりだった」

そういって、またポロポロと涙をこぼした。この五十男は、兵卒から経上がった職業軍人らしかった。そういう体臭が感じられた。

「りっぱな軍人だった。金鵄勲章もいただいとる。感謝状を何本ももらっとる。北支の戦場では、元野部隊長閣下が、親しくおれの手を取って『えらいやつだ』と涙をこぼして感謝された。おれは百三十人の生き残りの部下とともに、五十六高地の孤塁を守って、三千の敵を追いちらし、後続部隊との連絡を全うした。それは大作戦の成否にかかわる重大地点だった。おれの金鵄勲章は、その功績によるものだ」