일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

三遊亭 円朝의 後の業平文治(のちのなりひらぶんじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 109,545자 · 216화면

아오조라 문고

ところが己(おれ)が追掛けて往って捕まえるという訳にも往(ゆ)かぬ、併(しか)し其方(そち)も素ッ裸で、嘸(さぞ)寒かろう、あの舁夫、其方も裸体(はだか)同様だが、今の駕籠の中に少しの包(つゝみ)があるから持って来てくれんか」

舁「私(わっち)も寒さが身に泌(し)みて、動けそうもござりやせん」

文「そうか、それじゃア気の毒だ、そんなら一寸(ちょっと)己が往って来よう」

半丁ばかりまいりましたが、駕籠は何処(どこ)に在(あ)るのか影も形も見えませぬ。

文「お町や、お町」

と呼べども一向応(こた)えはありませぬ。

文「何処(どこ)へ駕籠を下(おろ)したのか知らん、あの舁夫に聞いたら分るだろう」

と気遣いながら元の処へ引返(ひっかえ)してまいりますと、何(いず)れへ行ったか旅人も舁夫も居りませぬ。

文「さては奴らは山賊の同類か、して遣(や)られるとは浅はかな、汝(おのれ)、この分には棄置かぬぞ」

と又取って返してお町の乗りました駕籠の跡を追掛けてまいりましたが、いくら往(ゆ)きましても姿が見えませぬ。それも其の筈道が違いますので、駕籠は五六間先へ下(おろ)すや否や、待伏(まちぶせ)して居りました