일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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てっていてきなはまおくん

徹底的な浜尾君

甲賀 三郎

甲賀 三郎의 徹底的な浜尾君(てっていてきなはまおくん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,575자 · 4화면

아오조라 문고

私がここに浜尾君が非常に親切で、且つ世話好きな半面を持っていたといったら、意外に感ずる人があるかも知れない。

鋭い頭の持主の長所であって、且つ通弊とする所は、俗にいう、つーといえばかーと応えるような敏感な者に対しては親しむけれども、鈍感なものにはどうもいい感情を持たない事である。尤も鈍感といい、敏感という事は、そうした人々の賢愚の絶対値を極めるものでない。敏感鈍感という事は、単位時間に於ける頭脳反応の大きさである。だから、敏感な人が時間をかければ、多くの効果が挙げられるというのではなく、鈍感な人でも時間をかければ、敏感な人に勝る仕事は出来る訳である。然し、一般に敏感な人は鈍感な人が馬鹿に見える。馬鹿に見えないまでも、いかにも交際し悪い。そういう意味で、浜尾君にとっては、鈍感な人達は互いに迷惑な相手であったに違いないと思う。

敏感な人は、つまり単位時間に於ける頭の働きが大きいのであるから、どうしても自らの才に頼り不勉強になり易い。所が、浜尾君はこの原則に反して実に勉強家であった。一つには彼の負けじ魂が知らぬという事を嫌っての結果でもあろうが、そればかりではなく、物事の追究という事そのものに、非常な興味を持っていた為だと思う。