일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かいそう

快走

岡本 かの子

岡本 かの子의 快走(かいそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,273자 · 11화면

아오조라 문고

人類とは離れた、淋しいがしかも厳粛な世界に生きているという感じだった。

道子は着物を着て小走りに表通りのお湯屋へ来た。湯につかって汗を流すとき、初めてまたもとの人間界に立ち戻った気がした。道子は自分独特の生き方を発見した興奮にわくわくして肌を強くこすった。

家に帰って茶の間に行くと、母親が不審そうな顔をして

「お湯から何処へまわったの」と訊いた。道子は

「お湯にゆっくり入ってたの。肩の凝りをほごすために」

傍で新聞を読んでいた兄の陸郎はこれを聞いて「おばあさんのようなことをいう」と言って笑った。道子は黙って中の間へ去った。

道子はその翌晩から出来るだけ素早くランニングを済まし、お湯屋に駆けつけて汗もざっと流しただけで帰ることにした。だが母親は娘の長湯を気にしていた。ある晩、道子がお湯に出かけた直後

「陸郎さん、お前、直ぐ道子の後をつけてみて呉れない。それから出来たら待ってて帰るところもね」

と母親は頼んだ。陸郎は妹の後をつけるということが親し過ぎるだけに妙に照れくさかった。「こんな寒い晩にかい」彼は別な言葉で言い現しながら、母親のせき立てるのもかまわず、ゆっくりマントを着て帽子をかぶって出て行った。