후리가나로 읽는 일본 고전
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せいにかんするアイヌのしゅうぞく
性に関するアイヌの習俗
河野 広道
河野 広道의 性に関するアイヌの習俗(せいにかんするアイヌのしゅうぞく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,926자 · 12화면
そして尻を空に向け両手を地について逆さに立ったんだね。虎が思うにさ。「これは奇妙な動物だ。わしは先年近くこの山に住んでいるけれど、未だかつて斯様な動物に出会した覚えはない。どれどれ」とだんだん近寄って見れば、四脚あれど頭なく、口あれど目鼻なく、しかもその口は縦に裂けている。いぶかしく思いつつ、虎氏いよいよ近寄って試みにその裂けた口を嗅いで見たから、さあ堪らない!猛烈な悪臭がして、鼻もちどころか、むかむかっと胸が悪くなり、げぇーと吐き出すと共に気絶して打倒れてしまった。なにしろ何十年と洗ったことがないんだからね。彼女は難なく虎を打捕え、その皮を町に出て売ったら金百両ってえじゃないか」(※(「くさかんむり/冥」、第3水準1-91-18)葉志諧、第30―31頁)。この民話は、朝鮮の女が山中で虎にあってホパラタしたときの話が、後に面白おかしく脚色されて変形したものであろう。
ホパラタは以上のような場合のほかに、悪神や疫病神に対してもおこなわれた。
朝鮮の女の虎退治の話や、日本の女が火事のときに腰巻を打振って火の神を追い払う風習なども、明らかにアイヌのホパラタに通ずるものであって、かつて、この様な呪術が北東亜細亜に広くおこなわれていたことを示している。