일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かいとうおう

怪塔王

海野 十三

海野 十三의 怪塔王(かいとうおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,635자 · 337화면

아오조라 문고

「それがどうしたのです」

「一彦君、おどろいてはいけない。博士は留守なのだ。博士はこの部屋の中にはいないのだよ」

2

博士は留守だ――と、塩田大尉は、意外なことをいいだしました。

「だって、それは変ですね」と一彦は腑におちぬ顔です。

「だって、この扉の中で、大利根博士が“今日はだめだめ、帰ってくれ”などと、いまさっきも喋ったではありませんか」

一彦には、塩田大尉の言葉がどうしても信じられません。

塩田大尉は、ますます顔を赤くして、心臓のわくわくするのをじっとおさえつけている様子です。

「一彦君。私の考えはきっとあたっているよ。大利根博士は留守なんだ。この私の言葉にまちがいのないということを、これから見せてあげよう」

塩田大尉は、この扉のなかに、大利根博士がいないということを一彦に見せてやろうというのです。一彦はたいへん不思議におもいました。彼はあくまで、それは塩田大尉のおもいちがいだと思っていました。

塩田大尉は、ポケットのなかから、小さい紙包と長い電線とをひっぱりだしました。

「それはなんですか」

「これは爆薬だ。これを入口にしかけて扉をこわすのだよ」