후리가나로 읽는 일본 고전
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かいとうおう
怪塔王
海野 十三
海野 十三의 怪塔王(かいとうおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,635자 · 337화면
「持っていますとも。僕はそれをお守のようにしていつもポケットの中に入れているんです」
といって、少年はポケットをさぐって、鍵をとりだしました。それは銅びかりのした大きな鍵で、なるほど握りのところが猿の顔になっているものでありました。
「おお、なるほどこれは見事な鍵だ。では、はまるかどうか、さっそくはめてみようではないか」
塩田大尉は少年からその鍵をうけとって、隅の鍵穴にあててみました。すると鍵は、うまく穴の中にするするとはいりました。
4
猿の鍵は、ついにするすると鍵穴にはいったのです。さあ、この大利根博士の地下秘密室に、これからどんなことがはじまるのでしょうか。
塩田大尉と一彦少年とは、鍵穴の前にかがんで、ちょっと一息つきました。
「うまく鍵がはいりましたが、鍵をまわしてみましょうか」
「うん、うまくはいったね。一体これは何の鍵だかわからないが、まあとにかく鍵をまわしてみよう」
まことに、変な隅っこに鍵穴があるのですから、二人とも、この鍵をまわしたとき、どんなことが起るのか、一向に見当がつきません。
「じゃあ、鍵をまわしますよ、いいですか」
一彦少年は、猿の鍵を右へひねってみました。