일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かいきじんぞうとう

怪奇人造島

寺島 柾史

寺島 柾史의 怪奇人造島(かいきじんぞうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 43,159자 · 87화면

아오조라 문고

「そうじゃ、わしは、生きた人間を殺さぬ。そんな殺生はせぬ」

「でも、僕をまた、殺すつもりでしょう」

「いや、誤解してはいけない。わしは、死んだおまえを、元通りに死なしてやるまでさ。けっして、死んだ人間を生かしたままにはせぬよ」

「…………」陳君は、怪老人の不気味な一言に、ぞッと身顫いして後退りした。老人は、自ら亡霊ではないと云ったが、血の通った人間とは信じられない。人間の心臓を勝手に取替えたり、屍骸に息を吹き込んで、また元通り屍骸にしてしまうなぞ、亡霊でなければ、悪魔の仕業だ。

「油断がならぬぞ」陳君は警戒しはじめた。虎丸は、心臓を失い、両足を失って相変らず、幽霊のように、名も知らぬ海洋をひょうひょうと漂流している。

「戦おうか」だが、仮にも、怪老人は、自分にとっては生命の恩人だ。他人の心臓を取って、移し植え、血の通う人間にしてくれた恩人だ。たとえ、亡霊でも、悪魔でも、ふたたび自分に魔の手を伸し、心臓を抉り取ろうとするまでは、こちらから手出しはできないとおもった。

真夜中ごろ、人の気配を感じてふと眼が醒めた。

「誰だ!」低く、しかも力の罩った声で叫んで、半身を起し、四辺をみると、白衣の怪老人が片手にメスを握り、そっと、陳君の眠っているベッドに近づいて来たのだ。