후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きょうふじょう
恐怖城 他5編
佐左木 俊郎
佐左木 俊郎의 恐怖城 他5編(きょうふじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 143,735자 · 290화면
敬二郎は怒りのために吃りどもり、身を顫わせながら言うのだった。
「はっはっはっ? ……驚き入った。恐れ入ったよ。まったく! ……しかし、旦那さま然と構えるなあどうも少し早いような気がするがなあ」
「何が早いんだ? すでに決定していることが、何が早いんだ?」
「しかし、自分の意志で自由にできることになると、紀久ちゃんだって、だれか本当に自分の好きな人と結婚をするかもしれないからなあ。きみはすると、いまのおれのように下男として働かなくちゃならなくなるかもしれないからなあ。そして、これはどうもそんなことになりそうだよ」
「何を言っているんだ。きみはそれで、ぼくを軽蔑し切っているんだな? 帰ってきても挨拶もしなければ、勝手に物を持ち出したりして。どんなことになるか、いまに目の覚めるときがあるさ」
「少なくとも、おれはきみを旦那さまとして戴くようなことは絶対にないなあ。その時が来たんだ」
正勝は投げつけるように言いながら、厩舎の前から放牧場のほうへ歩きだした。
「夢を見てやがる。妹が人殺しをしたので、おかしくなりやがったんだろう」
敬二郎は正勝の後姿を見送りながら、独り言のように呟いて唇を噛んだ。