후리가나로 읽는 일본 고전
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きょうりゅうとう
恐竜島
海野 十三
海野 十三의 恐竜島(きょうりゅうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,662자 · 199화면
「天然色フィルムをおいて来たのが、残念だった」
と首をすくめる。
ギイ、ギイ、と船は軽く波の上をすべって行く。
やがて、東海岸の入江。
そこへボートをつなぐと、一同は海岸づたいにしばらくまわって、山へ入った。
「あのあたりには椰子林があるし、天然の薯も少しはあるです。それから、こっちのあのジャングル地帯には食べられそうな草がある。蜜蜂の巣なんかも御馳走だ」
ラウダは一つ一つ説明しながら先に立った。
みんなのいるのは西海岸だ。そこへ行くには恐竜の谷を越えるのが近道である。
「大丈夫、恐竜については、僕は自信がある。奴等は口笛の音が大好きなんだ。口笛で僕は彼等をあやつる術を知っている」
「口笛」
「うん、あのピー、ピーというしずかな奴だ。奴等の一番恐れているのは雷だ。あの光をもっとも恐れる。だから、汽船のスクリューの音だとか飛行機の爆音なんか大きらいらしい。静かな高い音が、いいらしいね」
ラウダは自分の経験をすっかり話してくれた。
そこで思い出させるのはツルガ博士が沼のほとりで、竪琴をぽろんぽろんとしずかにひいているのをじっと聞いていた恐竜のことだ。奴等は音楽が好きらしい。