후리가나로 읽는 일본 고전
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きょうりゅうとう
恐竜島
海野 十三
海野 十三의 恐竜島(きょうりゅうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 98,662자 · 199화면
天地はまっくらで、方角もわからなければ、太陽も地球もどこへ行ってしまったのかけんとうがつかない。ラツールと玉太郎とは、もう万事あきらめ、たがいにしっかり抱きあい、ポチも二人のあいだへ入れて、最期はいつ来るかと、それを待った。
それから、かなりの時間がたった。
もういけない、こんどの波で筏はばらばらになるだろう、この次は海のそこへつきおとされるであろうなどと気をつかっているうちに、両人ともすっかり疲労して、そのままぶったおれ、意識を失ってしまった。
気がついたときは、風もしずまり、波もひくくなり、そして空は明るさを回復し、雲の間から薄日がもれていた。
「おお、助かったらしい」一番先に気がついたのは玉太郎であった。すぐラツールをゆりおこした。
「ラツールさん。嵐はすみましたよ」
「ううーン」ラツールは目を開いた。そして玉太郎の顔をふしぎそうに眺めていたが、
「やあ、君か。きたない面の天使があればあるものだと感心していたら何のことだ、玉太郎君か。天国じゃなくて、ここはやっぱり筏の上なんだね」と、にこにこしながら半身をおこした。
ポチもおきあがって、ぶるぶる身体についている水をふるったので、それが玉太郎の顔にまともにあたった。