일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うらみなきさつじん

恨なき殺人

宮島 資夫

宮島 資夫의 恨なき殺人(うらみなきさつじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,611자 · 56화면

아오조라 문고

ただ、小高い畑の上に建っているだけに、向うの山に月の出た夜などは、山村らしい眺めがあった。

二人が帰って来た時は、石山は湯に入っていた。池田は縁側で草鞋を脱ぐとごろりと寝転んで空を仰いで、湯のあくのを待っていた。

西の空は赤くなって、黒くなった山影との色彩がクッキリと分れていた。畑の向うの崖下を流れる川面から立つ靄が、川向いの山裾をうっすらと廻っていた。

池田は包みを縁に投り出したまま、前の広場をブラブラ歩きながら、夕やけの空を仰いでいた。

石山が湯から上って来ると、沼田は、

「ヤ、ただいま」と挨拶をしたが、池田は黙って湯に入ってしまった。沼田も直ぐに後から来た。

二人が湯から上るころ、大谷や阿部が帰って来た。一人者の事務員だけ事務所に泊ることになっていたのであった。

湯から上ると、池田は縁側に寝ころんでいた。石山は黙って現場の報告書を見ていたが、何時ものように次の間には出て来なかった。石山は毎日定って晩酌をやった。みんなの食事が終ったころに、丁度その酔いの廻りはじめるのも毎日同じようであった。食い散らした膳を前においたまま、左の手に報告書を持って、酔ってドロンとした眼でちょいちょい見ながら、