후리가나로 읽는 일본 고전
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せきべつ
惜別
太宰 治의 惜別(せきべつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 91,984자 · 178화면
の市中にずいぶんたくさん散在している教会堂にも、もっぱら敬遠の策をとり、殊に周さんなどは、ヤソのヤソくさきは真のヤソに非ず、と断じ、支那の儒者先生たちが孔孟の精神を歪曲せしめたように、キリストの教えも、外国のヤソ坊主たちが堕落せしめてしまったのだ、とさえ語っていた事があった。それなのに、いま彼は、美以教会に行って来たという。
周さんは、はにかみながら、
「いや、僕はこのごろ、Kranke なんです。それで、みんなにごぶさたして、もう、全く einsam の烏になってしまいました。でも、あのころは楽しかったですね。松島で一緒に泊って、幼稚な気焔を挙げたりして、」といいかけて眼を伏せ、こたつにもぐったまましばらく黙っていて、それから急に顔をあげ、「実はね、きのう矢島さんが僕の下宿にあやまりに来たのです。あの手紙は矢島さんが書いたんですってね。」
その経緯は、私も津田氏から聞いて知っていた。矢島君は、藤野先生から犯人捜査の依頼を受け、そうして、これからも周さんをいたわってやるようにいわれ、彼にもやはり東北人特有の道徳における潔癖性とでもいうものがあったのか、または、彼の信仰しているキリスト教に依って反省の美徳を体得していたのか、矢庭に泣き出して、その手紙の筆者は自分である、と自白し、このたびの愚かな誤解を深謝し