후리가나로 읽는 일본 고전
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みじめなむがむちゅう
惨めな無我夢中
宮本 百合子
宮本 百合子의 惨めな無我夢中(みじめなむがむちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,977자 · 4화면
けれども、相方がある程度までは異性になれていること、周囲に比較すべき文化、人材の多いこと。並に、当人達も、田舎よりは情操の訓練を受ける機会が多いため、概して軽浮な中にも敏感で、よくいえば趣味よく、悪くいえば狡く打算をもって感情を整理して行くかと思われます。
田舎では女学校などというと、知識程度の低い周囲と比較して一種の別天地です。情感の鈍い、精神の死んだ年長者達と顔をつき合わせておれば、年が若いというだけでも充分溌溂とした女性達は、確に生活が淋しく物足りないに違いない。その感傷が、当人達も自覚しない自然の力にも手伝われて、友達や教師にひどくセンチメンタルな手紙を書かせるようにもなるのでしょう。
そういう場合、異性の教師が、或る程度まで心理的な洞察力のある、人としてよい訓練を経て来た者なら互方の進んでゆく道と限度は凡そ定っています。更に彼がすぐれた指導者であったなら、その憧憬、溜息、孤独の感情をよく守り立てて、箇性の力強い潜勢力としてやるでしょう。
困ったことに、田舎の女学校の教師は時にまるで出鱈目の人が多くあります。若い娘達の生活感情に指針を与えるどころか、彼等自身の足許を、彼女等の示す無自覚なだけ却って抑制のない感情の表現によってぐらつかせられます。