일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わがあいするしじんのでんき

我が愛する詩人の伝記

室生 犀星

室生 犀星의 我が愛する詩人の伝記(わがあいするしじんのでんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,728자 · 231화면

아오조라 문고

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大正五年江口章子さんを知り、白秋はこのひととまた同棲した。江戸川べり真間の里から後に葛飾に移居した。ここで雀に米をまいてやり、雀のことを詳しく書いて例の散文随筆集『雀の生活』を刊行したが、谷崎潤一郎はこの詩人の宿を訪れ、後に小説「詩人の別れ」一篇を草した。

大正六年駒込動坂に白秋は居を移し、私は田端にいたので、もっとも親しい往来をしたのもこの時分だった。章子さんは白秋の用向きで度たび訪ねられ、私は当時二十八歳くらいで処女詩集『愛の詩集』の自費出版を思い立ち、白秋に長文の序文を書いて貰った。この動坂の生活は白秋にも苦しいものだったらしく、私への序文はそれを原稿紙に書き直して読売新聞の文芸欄に、例のばあやさんが持って行き、それを原稿料に換えるという始末であった。

原稿には異常な苦衷が施されるほどで、その十何枚かある原稿には十日間くらいかかっていた。間もなく動坂から去って小田原の生活にはいり、八年間そこで暮らした。大正七年鈴木三重吉の雑誌『赤い鳥』に関係して、ようやく奇才縦横の童謡が次から次とうまれた。日本の童謡を根こそぎ叩き通したかれの煥発才気は、みるまに後代の子供達にたくさんのおみやげを作った。