후리가나로 읽는 일본 고전
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わがあいするしじんのでんき
我が愛する詩人の伝記
室生 犀星
室生 犀星의 我が愛する詩人の伝記(わがあいするしじんのでんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,728자 · 231화면
とろりとなれば水音のする 迢
やはり昭和の十三、四年頃、迢空は慶応大学で十日間ほど『源氏物語』の講義をし、堀辰雄はその日には講義を聞きに奥の腰掛にいた。迢空は堀辰雄が聴講していることを先きに知っていたから、美青年の堀を好いていて気負って講義が出来たらしい。この話は私には美しい昭和物語のえにしのように思えた。その十日間のあいだには堀は一日休んだきりで、後はずっと聴講をしノオトにも、書きとめていたのではなかろうか。
聯作詞「堀君」四曲はずっと後に作られた作品だが、「村の子を 友として 遊べとぞ 君を思ふ。さ夜ふけて、枕べに ほの/″\と 清きくれなゐ げん/″\の花茎を 見出でなどして― 君が心 たのしくならむ」、そして次の五行で結んでいる。
村の子を 友として遊ばねど、
たゞ清き生きものなる
村の子は 君が心を知りて
瞻るらむ。君が門を―
君が居る のあかりを―
釈迢空 本名折口信夫、明治二十年 大阪市浪速区鴎町一丁目に生まれた。
大正六年(三十一歳)私立郁文館中学教員となり、二月 短歌雑誌『アララギ』同人に参加、選歌分担。同八年国学院大学臨時代理講師となる。