일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

てふうきん

手風琴

小川 未明

小川 未明의 手風琴(てふうきん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 2,957자 · 6화면

아오조라 문고

秋風が吹きはじめると、高原の別荘にきていた都の人たちは、あわただしく逃げるように街へ帰ってゆきました。そのあたりには、もはや人影が見えなかったのであります。

ひとり、村をはなれて、山の小舎で寝起きをして、木をきり、炭をたいていた治助じいさんは自然をおそれる、街の人たちがなんとなくおかしかったのです。同じ人間でありながら、なぜそんなに寒い風がこわいのか。それよりも、どうして、この美しい景色が彼らの目にわからないのかと怪しまれたのでありました。

「これからわしの天地だ。」と、じいさんはほほえみました。

石の上に腰をおろして、前方を見ていると、ちょうど、日があちらの山脈の間に入りかかっています。金色にまぶしくふちどられた雲の一団が、その前を走っていました。先頭に旗を立て、馬にまたがった武士は、剣を高く上げ、あとから、あとから軍勢はつづくのでした。じいさんは、いまから四十年も、五十年も前の少年の時分、戦争ごっこをしたり、鬼ごっこをしたりしたときの、自分の姿を思い出していました。

山へはいりかかった、赤い日が、今日の見収めにとおもって、半分顔を出して高原を照らすと、そこには、いつのまにか真紅に色づいた、やまうるしや、ななかまどの葉が火のように点々としていました。