일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばんしゅうへいや

播州平野

宮本 百合子

宮本 百合子의 播州平野(ばんしゅうへいや)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,683자 · 214화면

아오조라 문고

「上の棚でありましょう」

「きっと今に停電しよるで」

縫子が下へ行って、燈心と油と皿をもって来た。

「少し水がひきよってでありますよ」

「お母さん、横におなりませ」

ひろ子が土地言葉で云った。

「もう大丈夫らしいから。あとは気をつけますから」

「みんなも、おやすみ……どれ」

母は、着たままころりとしき並べた布団の端に横になった。

「ほん、ここはようない土地じゃのう」

つや子も、スカートのまま二人の子供たちのわきに体をのばした。

そのとき、電燈が消えた。

縫子が見つけてもって上っていた蝋燭に火をつけた。大きい影が、人々の横になっている枕もとの壁に映ってゆれた。帰れなくなって気の毒だけれども、縫子がいてよかった。ただ、一人の手がふえているというばかりでなく、ひろ子はこころもちの上でたすかっているところがあるのであった。

雨はそのまま小ぶりになった。ひろ子も寝間着にかえて床の上に両脚をのばしていると、階下で水をこいで来る人の気配がし、階段の下まで来て、

「おごうはん、おごうはん。もうおよってでありますか」

女の声がした。

「沢田のおばさんで」

縫子が、上り口の襖をあけて顔を出した。