일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばんしゅうへいや

播州平野

宮本 百合子

宮本 百合子의 播州平野(ばんしゅうへいや)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,683자 · 214화면

아오조라 문고

そのねりかたがかたい、軟かすぎると、ひろ子がついて間もなくから昭夫はあたけた。

「いらん!」

ガチャッと何かがころがる音がした。

「昭ちゃん!」

思わず怒ったつや子の声になった。

「どうして、お前、そう云うことをきかんの?」

お父ちゃんに云いつけますよ、とおきまりに結んで来たとしか思えない言葉じりを、つや子はそのまま途切れさせた。溜息でもついている風であった。やがて、気力も張りもない、すてたような調子で、

「母さんはもうしらん」

つまらなそうに歩いてどこかへゆく跫音がした。そのまま台所はひっそりした。あとには昭夫が一人で、すきなだけ板じきをちらかして、はったい粉をたべているのだろう。

上目づかいの癖がある小さい昭夫は、食事のときも、

「くわん」

そう云ったきり、一旦とりあげた箸を粗暴に食卓の上に投げ出した。

「どうで! 昼もようたべんと」

登代が気づかって、顔色のよくない、きょときょとした昭夫を見た。

「治郎ちゃんを見い。ようたべちょる。さあ兄ちゃんじゃけ、昭夫もお行儀ようにせにゃ、東京のおばちゃんが、もうお土産もって来てやらんといの」

昭夫は、ひろ子を見あげて、にやっと笑った。