후리가나로 읽는 일본 고전
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かいぜんはあたまから
改善は頭から
丘 浅次郎
丘 浅次郎의 改善は頭から(かいぜんはあたまから)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,833자 · 8화면
二
迷信をいつまでも跋扈させて置くのはかような人たちである。迷信の害を充分に知りながら、しかも迷信から逃れ得ない人間が多数を占めていては、いつまでたっても迷信の絶える望みはない。丙午のごとき、人を殺すほどの迷信に対してさえ、かような優柔不断な態度を取る人々は、他のやや軽い迷信に対しては、もちろんすこぶる寛大で、人が気にするなら、せぬ方がよかろうとか、人が勧めるなら、やって見るもよかろうというて、許して置くゆえ、馬鹿げた迷信がいつまでも盛んに行なわれる。便所は鬼門を避け、腹帯は戌の日に結ぶというごときことは、これだけを考えれば、別に他人に迷惑をかけるわけでもないから、めいめいの勝手のようではあるがかようなことを是認すれば、やがて、丙午の娘を殺すという結果を生ずる。
些細な迷信でも、一つを黙認すれば、他をも黙認せねばならず、次から次へと、負けて行けば、終には、いかなるはなはだしい迷信でも許さねばならぬことになる。されば、恐しいのは、迷信そのものよりも、むしろ迷信を許す頭である。
二
今日のわが国の状態を見ると、衣食住にも、その他の風俗習慣にも、改めたらばよろしかろうと思われる点がいくらでもある。