후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていごじょうほう
改訂御定法
山本 周五郎
山本 周五郎의 改訂御定法(かいていごじょうほう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,422자 · 58화면
そして、今日はこれまでと云い、席をさがって朝倉城代に低頭した。
「おどろいたな」控え所で待っていた宗兵衛が云った、「いったいなにを考えてあんな面倒なことをするんだ」
「朝倉老はごきげんだったか」
「だったろうね、かんかんになってものも云わずに出ていったよ」
「そのうちには慣れるだろう」
「十五日にも今日のような吟味をするのか」
「初めに云わなかったか、たっぷりとな、って」と直衛は云った、「忘れないでくれよ」
「そんな意味だとは知らなかったね」
「じゃあいまわかったわけだ」
「いい気持らしいな」
「そうでなくってさ」と云って直衛はにやっと笑った、「佳奈によろしく伝えてくれ」
その佳奈が、御殿下にある中所の屋敷へ来て待っていた。小菊の模様を散らした元禄袖の常着に、秋草を染めた白地の半幅帯という略装で、直衛が帰ったとき、客間で古瀬戸の壺に紅葉した山はぜを活けていた。直衛は着替えた袴の紐を緊めながら出てゆき、活けている佳奈の姿を、立ったままうしろから眺めていた。佳奈は振向きもせず口もきかなかったが、やがて活け終ると、暫く見まもっていて、その姿勢のまま、いかが、と問いかけた。