일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぶんがくにおけるこうそうりょく

文学に於ける構想力

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 文学に於ける構想力(ぶんがくにおけるこうそうりょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,267자 · 11화면

아오조라 문고

これなくては、新たな性格の探求は出来ないし、性格の立像的描出は更に出来ない。構想力の旺盛なるあまり、たとえ作品が面白くなくなっても一向に差支えない。

斯かる理解を前提として、構想の動きとか発展とかは考えられなければならぬ。さもなくば作品は低俗に堕する。単に平面的な筋の動きだけに終始する。この間の消息は、論文に於ける筋の発展と比較して考察されることが出来る。面白くない論文は、序論から結論に至るまで同一地点に立っていることが多い。中間はただ漫然と平面的に歩き廻るだけである。この種の漫歩を如何に多くしても、真の面白さは得られず、それは却って全体を講議録的な低俗さになすのみである。論文に於ける筋の発展は、構想の発展に裏付けられたものであることを要する。三木清の本格的な論文にそれを見出すことは幸である。

論文に於ける筋の発展、構想の発展を、吾々は小説にも考える。ここに至って、立像は動き出す。単に動くばかりでなく、動くにつれてそれ自身が成長してゆく。このことは、旺盛な構想力なしには得られない。

文学は科学と取組むに至るであろう。勝負を争うのではなく、人間の名に於て科学を消化せんがためにである。